2024年8月

「パリオリンピック、メダル総数45。海外開催五輪で最多に。スポーツに更なるデータ活用を。」

パリ五輪が閉幕しました。日本選手団は海外開催五輪で最多の金メダル20個を獲得。銀12、銅13を加えたメダル総数45も海外開催五輪で最多でした。

日本躍進の大きな原動力になっていると言われているのが、ナショナルトレーニングセンター(NTC)と、国立スポーツ科学センター(JISS)の存在です。

NTCは東京都北区に日本初のトップアスリート専用施設として2008年に誕生し、2つの屋内トレーニングセンターのほか、夜間や雨天にも対応する陸上競技場、テニスコートを備え、その中には16競技の専用練習場や、共用コート、トレーニングジムなども設けられています。

JISSは我が国の国際競技力向上に向け、スポーツ医科学等の分野から支援を行う拠点として2001年に誕生し、JOCや各競技団体と連携し、各専門領域の調査・研究を推進するとともに、その成果を踏まえて競技者・指導者等への支援を行っていますが、特に2018年からはハイパフォーマンスセンターが設置され、日本選手団をスポーツ医・科学、情報面から支えています。

既にJISSではAIを活用した分析を行っており、パリ五輪を経て、各国も本格的に競技におけるAI活用を始めています。

各国、それぞれが国策としてスポーツにおけるAI活用をしていくと、その分野に革命が起こっていきますが、まさに国レベルで行っているこの取り組みを、指導者不足が深刻化している中学校や高校の部活動にも波及させていくことが重要です。

トップを育てるために大切なことは競技のすそ野の広さです。人口減、少子化でどのスポーツも競技人口が減っていく中で、極論を言えば、部に指導者がいなくてもデータやAIを活用することにより、生徒たちが自ら考え、成長していく環境整備も大切だと思います。

衆議院議員
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