「素晴らしい公園の桜をペーパーカンパニーの魔の手から守る!」
4月。都筑区でも花見まっさかりです!花見で盛り上がってるところに金の話で申し訳ないのですが、皆さんが花見をしている公園の桜の木、樹木等は殆ど税金を使って管理しています。
横浜市では、年間約10億円の予算をかけて市内公園の樹木を管理しています。これには道路に生えている街路樹は含まれていません。
その10億円の予算で市内80件近くの管理の割り振りをして、公正に競争入札をして、民間業者に管理をお願いしているのですが、近年、この入札にダンピングが横行していて、会社の実態がない、または人をちゃんと雇用していない会社が低価格で根こそぎ受注していく事態が増えています。
先日、いわゆる「ペーパーカンパニー」と疑われる会社を見てきました。市内の大きな公園をいくつも管理する会社ですから、どれほどの機材があるのか興味がありましたが、記載された住所をぐるぐる探しても閑静な住宅街から抜け出せません。住所の番地にいくと、そこには幸せそうなご家庭のご自宅と言った、普通の家が建っていまして、ユンボやパッカー車の代わりにBMWが、機材は見当たらずお子さんのおもちゃらしきものが、2階には作業着ではなく、普段着が干してあり、どこからどうみても公園を管理できる能力がある会社ではありませんでした。が、表札は出てるんです。
会社の機能が他にあるのかもしれません。ただし僕たちの調査では、こういった会社は入札に参加するためだけの会社で、応札すれば、その仕事を他に丸投げしているケースが多いようです。
これでは、機材をそろえ、人を雇い、真面目に仕事に向かおうとする企業がやってられません。
この点を、中小企業振興基本条例を議員立法し、また、みどり税を適正に使う観点から、自民党としても僕としても、継続的に議会で取り上げています↓