2014年3月

「横浜市世界を目指す若者応援基金条例!」

来年度予算を審議する本会議が横浜でも始まりました。これから3月末まで、お金の議論ばかりですが、来年度予算とは別に、この議会には『横浜市世界を目指す若者応援基金条例』が提出されています。

◆横浜市世界を目指す若者応援基金

昨年のブログにも書きましたが↓、高校留学出身者の僕と鈴木太郎議員、また、お子さんが留学した山下正人議員を中心に、高校生留学促進PTで視察や議論を繰り返していた折、都筑区に本社があるサカタのタネを退職された方から横浜市に1億円の寄付がありました。

◆「横浜の高校生留学を制度で応援します! 」

その1億円を基金として、来年度から「海外に留学したい!」と考えている高校生を応援することができるようになります。

僕も平沼高校2年生の6月から3年の夏まで1年間、アメリカ合衆国のインディアナ州インディアナポリスにASSE(PIEE)という機関を通じ交換留学をしましたが、下記のように大きく3つ感じたことがあります。

  • 1年間日本語を話さなかったので(電話も緊急時以外使用禁止)、出国時には英語の成績が10段階で5だった僕でも、帰国時には会話に不自由がなくなる。大学受験は英語のみ。
  • 高校生として現地の学校で1年間過ごすので、多様な文化や人種との交流、差別、現地のティーンの文化を思いっきり浴びることになり、多角的な視野と多様性への理解が思いっきり深まる。
  • 日本代表として現地コミュニティーに入っていくので、嫌でも日本の説明をしなくてはならないが、実は祖国のことを全然知らなかったことに気づき、日本文化や歴史への理解を日本にいる時より深めるようになる。

本場でアメフトがしたいという一心で留学させてもらった僕でしたが、アメフト以上に、以上のように得られたものは、恐らく日本にいた1年よりも大きかったと思います(高校の修学旅行に参加できなかったことは当時はとっても悔しかったですが、アメリカで行った修学旅行はゲティスバーグ・ワシントン・バルティモアでした。)

特に、高校留学経験者の多くが、日本の高校生以上に、自分たちの祖国に対する思いを強くして帰ってくる傾向は明らかです。その思いは人さまざまですが、何よりその「気づき」は大きいです。

議員になって、国際都市横浜の議員として本当に多くの外国の皆さんと接する機会が増えました。しかも、今お会いする外国人の多くは高校の友人というフランクな関係ではなく、相手の国や都市を代表されている皆さんです。これら外国人の皆さんと、文法的には不十分ですが、重要な確認事項以外は通訳なしで話せることは今の僕の財産だと思います。高校留学の賜物です。

高校時代という多感な時期に多くの外国人と向き合ったので、英語による会話以外に、その会話の呼吸や表情によって、この人が何を考えているのかということが伝わってくるのですが、固い話の中でも余裕をもって、たまに和やかな話題をぶちこんでいくタイミングや、話の流れの勢いというのも、高校生の若いときに海外に出た賜物だと思います。

文法は大人になっても何とか学べますが、会話の「勢い」を若いときに実践して体で覚えることができた本当に良かったと思っています。

また、高校留学の経験で議員として今も活用し、心がけていることは、「相手を知り、己を知る」ことの大切さです。特に、相手の立場になって、こちらが訴えることができる自分たちの長所・メリットについてはいつでも話ができるように、今の僕は横浜や日本のことを毎日のように勉強しています。

これは高校留学時代、日本のことを紹介しようと思っても具体例を持ってなかなかうまく紹介できなかったことへの反省です。また、英語がうまく話せなかったり、相手との会話がうまくながれなくなったりしたときは、当たり前なのですが、相手の好きなこと、相手の誇りに思っていることなどを聞くと、勝手に話が流れていきます。

そのための事前のリサーチは、当時は友人関係をつくるためにしていましたが、今となっては自治体外交として当たり前なのですが、大変重要な基礎になっています。今は高校の時よりそのリサーチが重要で、僕らの主張をまとめ、相手の立場を考え話していく重要性を噛みしめています。

是非、横浜の高校生には、またこれから高校に進学する中学生には、高校での交換留学をしてほしいと思います。

大学と異なり、現地の高校には日本人はいないでしょう。また、現地のコミュニティーでも、日本人はいないかもしれません。退屈な日や、悲しい日もあるかもしれません。だからこそ得られるものがあると思います。

そして、そんな若者を応援する皆さんも募集しています。「横浜市世界を目指す若者応援基金」へのご協力をよろしくお願いします。

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