「全国で唯一の政令指定都市をまたぐ選挙区。川崎・横浜両市に跨る課題の解決を! ブルーライン延伸に黄色信号。」
今回編成された宮前区・横浜市都筑区からなる衆議院神奈川19区は、全国で唯一の政令指定都市をまたぐ衆議院選挙区となりました。川崎の皆さんからも、横浜の皆さんからも「馴染まない」という多くの声を頂いています。衆議院議員になったら、両市の為に、政令市にまたがる衆議院選挙区の解消を、身を削って訴えていきます。
一方、今回は川崎と横浜という政令市をまたぐ国会議員を誕生させることができるからこそ、この機会に全力で両市にまたがる課題を解決していきたいと思います。3期12年横浜市会議員を務めた私の大きな役割です。
川崎市・横浜市にまたがる課題として国政の立場から全力で取り組みたいのは、横浜市・川崎市で決定した横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸です。
この事業により、都筑区としては、センター北から新百合ヶ丘まで今まで40分程度かかっていた時間が半分以下になりますし、センター南北ショッピングセンターの商圏も広がります。宮前区としては王禅寺付近に新駅も設置され、将来の街づくりにも大きな影響があります。
この計画については2019年1月に横浜と川崎で正式に発表し、この4年間で新駅などのルート設定も行ってきましたが、コロナによる乗客の減少と、電気代の高騰により、令和5年度の横浜市営地下鉄の予算案が経常損益で18億円の赤字に転落し、72億円の資金不足に陥りました。
特に電気代高騰の影響は非常に大きく、2022年と比較して電気代が今年は3倍の60億円が見込まれ、経営を大きく圧迫しています。
延伸計画に黄色信号が灯っていると強い危機感を感じています。
横浜市も人口減少時代に突入していますので、今回の計画が中止になれば、恐らく二度と延伸はできないと思います。
私は、都筑区・宮前区をはじめとする横浜市北部、川崎市北部の未来の為にも、国政においてあらゆる手法や手段を駆使してこの問題を解決し、必ず延伸を実現したいと考えています。