2015年10月

「横浜に国際バカロレアを!!!】」

先日、横浜市会決算委員会で教育委員会に対する質疑に登壇しました。

今回は、若手教員対策、教員の社会人採用、学校・地域コーディネーター、学校のアセットマネジメント、ICT教育などのほか、グローバル教育の中で、特に国際バカロレアについて、初めて教育長や副市長と議論させていただきました。

国際バカロレアという言葉、知らない方も多いと思います。国際バカロレアは、ジュネーブに本部がある国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムで、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。

◆文部科学省「国際バカロレア」

世界140以上の国・地域において4,329校、日本では公立の東京都立国際高校をはじめ35校が認定を受け、神奈川県立高校で導入検討が始まったように、多くの学校で検討が始まっています。

バカロレアについては、前文部科学大臣だった下村先生がかなり熱心で、安倍内閣が本年策定した「日本再興戦略 -JAPAN is BACK-」の中でも、「一部日本語による国際バカロレアの教育プログラムの開発・導入等を通じ、国際バカロレア認定校等の大幅な増加を目指す(2018年までに200校)。」と閣議決定しています。

ちなみに、海外大学は勿論、慶應・早稲田をはじめ、我が横浜市立大学でもバカロレア入試を導入しており、これを公立学校、特に国際都市を標榜する横浜市で導入しないわけはないと考えています。

ところが、教育長の答弁的には「導入を見合わせている」ということなんです。その理由が、費用対効果、特に外国人教師などの雇用で多額の経費がかかるとのことなのですが、僕もその時に反論しましたが、制度自体が変わってきていて、外国人教師でなくとも、日本人教師でも対応できるようにもなってきましたし、そもそも横浜よりも小規模な自治体でさえも、生き残りのために導入を検討しているのに、まともな議論もしないで導入を見合わせるのはおかしいと思います。既に横浜市では生徒の英語力強化の為にAETの全校配置やTOEFL試験導入、横浜型のグローバル人材プログラムを導入していますが、そもそもバカロレアはそれらと次元が違います。また、バカロレアを導入することによって、生徒だけでなく、横浜の教師力は好む好まざるにかかわらず確実に上がります。

今後、小中一貫校も新設されますので、導入の検討をしていくべきだと申し上げました。

グローバル人材育成は他党からエリート教育で公立学校では必要ないという意見も出ますが、それはとんでもない考え方で、公立学校だからこそここに力を入れるべきだと思います。そこで得られるチャンスが、貧困の連鎖を断ち切ることにもつながります。

感覚的に水素エネルギーの議論と似ています。今や、横浜市の環境政策の柱となった水素エネルギーですが、僕が3年前に初めて質問したときには、議員も職員も「はああ??」という感じで、質問調整の職員は頭を抱えていました。その光景を今でも鮮明に覚えています。今回も同じです。水素の次はバカロレア。

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