2020年5月

「横浜市医師会によるドライブスルーPCR検査が始動。」

横浜市、5月1日発表の陽性患者は7人(中等症1、軽症7)。累計373人(死亡19、重症21、軽症226、退院58)。新たに3名(80代男性2名、70代女性1名)の死亡が確認されました。ご冥福をお祈りいたします。

金曜日ということで、毎週更新の区別発生状況も発表されていますが、人口から比較して、旭、瀬谷、泉などの発生状況が多いのは、それぞれでクラスターが発生していることを意味しています。

現在までに院内クラスターが発表されているのは

旧横浜市立市民病院(研修医クラスター)
菊名記念病院(港北区)
聖マリアンナ医科大横浜西部病院(旭区)
横浜甦生病院(瀬谷区)

以上の4病院です。

横浜市の中核病院である西部病院でのクラスター発生は大きなショックでしたが、病院発表では医療崩壊は起きていないということで、患者ならびに感染した医療従事者の皆さんの回復を心からお祈りしています。

安倍総理の会見では、緊急事態宣言が延長されるということですが、最近の横浜市での感染者の傾向は、病院・高齢者施設クラスターによるものと、濃厚接触者という、感染元が分かるものになってきています。

コロナに打ち勝ち、市民生活を通常に戻していくためには、検査の徹底で感染を早期に発見し、クラスターや重症化を抑制するのとともに、抗体検査を進め、コロナでも死なないというエビデンスを獲得することが重要になります。

横浜市の課題の1つはPCR検査の少なさでしたが、横浜市医師会(会長は水野クリニックの水野先生)が立ち上がり、市内10か所程度で、ドライブスルー方式のPCR検査を行います。
今まで地域のかかりつけ医院で患者さんにコロナの疑いがあっても、実際、先生方は患者さんをなかなかをPCR検査に回せず、患者さんにとってもお医者さんにとっても大変な不安でした。

今後(本格実施はGW明け)かかりつけ医で診察し、先生がコロナの疑いがあると判断した場合、市内で行われているドライブスルー検査を活用できるようになります。
※PCR検査をやっている場所に行ってもいきなり検査はできません。地域のかかりつけ医の判断で検査を受けることができます。

尚、PCR検査の会場は非公表です。ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

横浜市の委託事業として、患者さんの負担はありません。

よこはま自民党コロナ対策本部事務局次長として、横浜市医師会のコロナ対策会議に参加させていただいていますが、地域の診療所や大学病院で今も最前線で医療を行っている先生方が、自身の診療が終わった夜間などに、指定場所に集まってPCR検査を行うということは、本当に大変なことです。

今回、コロナに向き合う多くの現場の医療従事者の皆さんに接し、改めて、その使命感の大きさを感じ、敬意を払わずにはいられません。だからこそ、僕ら議会としては、できる限りのバックアップを予算上できるように、まだ、制度を整えるように動いていかなければなりません。

医師会の先生だけではドライブスルーPCR検査は行うことができません。ドライブスルーですから、車の誘導、場所の設営・撤収などもどうするか、予算は勿論、多くの協力が必要です。

また、そもそも検査の場所はどうするのか、マスクや防護服はどうするのか、防護服が足りないので独自に雨合羽を調達するなど、既に多くの工夫を独自で行っていただいています。

先生方は各診療所の経営者でもあります。万が一感染した場合、診療所を閉鎖しなければなりませんが、看護師さんや事務員さんはじめ、補償はどうするのか。考えるだけで、課題は多くあります。

そういった課題がありながら、しかもその課題が十分に解決していない中においても、今やらなければならない!と動いていただいています。
この姿勢を僕らも見習わなければなりません。

また、地域の皆さんのご協力も不可欠です。コロナとの戦いを勝ち抜くために、先生方へのご理解・ご協力を是非ともよろしくお願い致します。

自由民主党神奈川県第19選挙区支部支部長
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