2015年5月

「大阪都構想否決【次は総合区!】」

昨日大阪で投開票された「大阪市廃止・特別区設置」の住民投票は、反対が賛成をわずかに上回り、大阪市は存続することになりました。

かといって、今まで通りでは大阪市もダメだと皆さんが考えていると思います。今回の住民投票の結果で、より大阪市の改革が進めば大阪にとっては何よりですし、日本の国益にもかなうと思います。菅官房長官の発言などは、菅先生の地元の横浜市会議員としては大阪に応援に行っている手前、大変立場的に厳しいものがありましたが、大阪市の行革については菅先生のご発言はその通りだと思いますので、是非大阪市会の議員の皆さんとは、お互いにこれからも切磋琢磨していければと思います。

それにしても、冷静に考えれば大阪市のために全くならない「都構想」をよくもまあこれだけの人が賛成したものです。維新の議員の皆さんも全国から賛成運動の為に集まっていましたが、本当にいい制度だと思って応援していたのか疑問です。というか、中にいる人たちが一番よくわかっていると思いますが、この「大阪都構想賛成!」のような人工的な時代の流れが政治の怖さであり、また、ダイナミクスでもあります。

よく自民党が「翼賛的」だとか批判されますが、今回の都構想の運動をみて、「翼賛的」になりえるのは、自民でも維新でもどの政党でも全く変わらないことが分かったと思います。大阪都構想推進という、中身の制度の質が精査されていないものについても、橋下さんのようにカリスマと力を持つ人が進めれば黒も白になり、熱狂的な運動の中で、それがいいのか悪いのかよく分からなくとも、その時代の勢いで突き進んでいく。ちょっと昔は小泉総理の「郵政民営化」がそうでしたが、民主主義は現代においてもとても脆いものです。僕は一政治家として、この民主主義の脆さをいつも危機感として持っておきたいと思います。

そして、橋下市長ですが、今度は「総合区」導入の検討に入ったようです。法的には横浜市でも法律によって今回の都構想のように「横浜市廃止・特別区設置」は可能ですし、また国では都構想と同時期に、各政令指定都市に「総合区」導入を可能にする法律も通しています。

僕は横浜市の地域内分権は、横浜市を廃止する都構想よりも、区長の権限を議決によって高めていく総合区の導入がふさわしいと考えています。今年は、大都市制度特別委員会の委員でもありますので、まずは市民の皆さんに「総合区」を広く知ってもらう1年にしたいと思います。

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