【くさま】
小学校6年生の社会科で行政・司法・立法という「三権分立」を習いました。行政は役所があるから分かるし、司法も裁判所で裁判をやっているので分かったのですが、「立法」だけ当時の僕には意味が分かりませんでした。
「立法」というくらいだから、国会や議会はどんな立法をしているのか調べてみたら、20年前当時の国会の議員立法数は確か2本程度で、法律はほぼ全て官僚がつくる閣法と言われるものでしたし、地方議会に至っては議員立法がゼロでした。
これはおかしい!という感情と共に、テレビの中で立法活動そっちのけで政党の離合集散を繰り返す政治家達に大きな疑問を持ちました。おかしいことをどうにかしたい。議員になって立法で世の中をよくしたいと思ってから20年。今は横浜市会議員として既に4本の議員立法に取り組みました。
色んな評価があると思いますが、大変充実した議員生活を送っています。不祥事やお金の問題も後を絶ちませんし、議員年金をはじめとする「議員特権」も今は勿論ありませんし、4年間で職責がなくなるリスクもあり生活は全く安定しませんが、人の為に生きる、世の中をよくできる可能性がある仕事として、議員という仕事を是非考えてみてください。
都筑で「将来は議員になりたい!」と思ってくれる子供や学生が増えることが、街にとってもいいことですし、僕の1つの夢です。