教えてルーキー!

2012年8月

【Q】被災地に観光で行くのはどうかなと思いますが、実際どうなんでしょう?(中学生)

【くさま】

今、僕らができることは、被災地の今を知ることだと思います。岩手県庁にいた関係で、僕は「ゆいっこ都筑」として機会があれば岩手に行っていますが、例えば、沿岸部では、がれきの処理で土木建築業に特需が起っていて、有効求人倍率が19年ぶりに1倍を超え「復興バブル」が起こっていますが、一方の漁業や農業はまだまだ操業できていません。大船渡ではやっと仮設の校舎に入れた中学校もあります。それでも、主だった道路は復旧され、ホテルや旅館もたくましく営業を始めています。

福島市では横浜の10倍の放射線量の中で、除染を行いながら、市民の皆さんは普通の生活を送っています。原子力災害の被害とそれによる風評被害の中で「全国の皆さんに、私たちが普通の生活を送っていることをまずは知ってほしい」という復興担当職員の言葉は忘れることができません。

僕は議員として、被災地の教訓を必ず来る横浜の大地震の備えにするよう、政策的な視点から被災地に行っていますが、まずは人として、自分たちの生きている時代に起こった大災害と、それに立ち向かっている人たちの努力を直接知ることは何より大切で、しかもそれは今しかできません。

残りの夏休み、是非東北への旅をご家族に相談してみて下さい。

自由民主党神奈川県第19選挙区支部支部長
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