「2014年横浜市会議員としてのベスト１０! 」
2014年を振り返ってみますと、今年も多くの皆さんに大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
横浜市会議員としては４年目で、１期生として、フルに頑張ってきましたが、多くの皆さんに支えられて、成果を出せた年でもあったと実感しています。受験生の時に、テストの点や、設問が解けるようになってきた！という実感が徐々に出てきたときの同じ感覚を、実は今持っていて、市会議員として、実力か実現力だがわかりませんが、人間性はともかく、力が伸びている感じがしています。現状で慢心せず、もっと伸びたいと思います。
ここで、横浜市会議員としての今年のベスト１０を挙げてみたいと思います。
１、横浜市財政責任条例の議員立法（６月）
横浜市の岩盤である財政局との調整は３年。鈴木太郎座長をはじめ、党内調整、他会派調整、役所調整と、ＰＴ事務局長としてあらゆる調整を経験させてもらいました。全国初の試みは、何とか成功させたという感じで、喜びよりもこれからの責任感の方が大きいです。
２、水素エネルギーの活用が横浜市中期４か年計画に反映（１１月）
自民党本部、ＦＣＶを中心とした水素社会実現を促進する研究会の市町村議員代表として、２年間水素エネルギーの活用を横浜市会で訴えてきた結果、横浜市の基本計画に、水素エネルギーの活用がドンと採用されました。
３、よこはま自民党が第９回マニフェスト大賞グランプリ受賞（１１月）
８つの議員立法の取組が高く評価され、僕が所属する自民党横浜市会議員団が第９回マニフェスト大賞の議会グランプリを受賞しました。名実ともに、日本一の会派です。
４、タイ、地方水道公社（ＰＷＡ）と横浜ウォーター、ＪＩＣＡ連携の議員外交（７月）
昨年から取り組んでいるタイ地方水道公社（ＰＷＡ）と横浜の連携について、横浜ウォーターがＪＩＣＡのプログラムに採択され、僕も再度現地にわたり、また国内でも関係機関と調整をしています。自治体の水ビジネスの難しさを痛感した年でもありました。
５、「都筑のくまのデータ研究所」が、第９回マニフェスト大賞優秀ネット戦略賞を受賞（１１月）
８月に立ち上げたサイト「都筑のくまのデータ研究所」が、第９回マニフェスト大賞で優秀賞を受賞しました。これは結構嬉しかったです。
６、横浜市会議会基本条例の議員立法（３月）
議員１年目から特別委員会の委員として取り組んでいた横浜市会基本条例が制定されました。早速今回の議会では、この条例に基づいた審議がされています。中期４か年計画を議会で決定するという当たり前のことができるようになって、横浜市にとって良かったと思います。
７、アフリカ ブルキナファソ独立記念イベントの横浜誘致成功（１２月）
昨年開催されたアフリカ開発会議から１年半。西アフリカの政治の中心であるブルキナファソのウビダ大使と交流を重ね、東京外での開催は全く例がない、独立記念式典を横浜に初めて誘致しました。「アフリカに最も近い都市」をめざし、議員外交を最大化していきます。
８、横浜リヨン姉妹都市締結５５周年で新たな自治体外交の幕開け（１１月）
横浜リヨン友好委員会事務局長として、５５周年を迎えた姉妹都市関係に新たなステージを組み込むことができました。単なる「乾杯」交流ではなく、経済、教育、文化と実益に踏み込む進化した姉妹都市交流です。横浜の新たな姉妹都市連携の幕開けになりました。
９、アフリカ アンゴラ共和国のセンター北駅イベントが成功（１１月）
センター北駅で忘却されかかったアンゴラ共和国からの贈り物、国内最大の絵画を再度区民の宝として評価するために、都筑区２０周年記念に合わせ、アンゴラ大使にセンター北駅にお越しいただき、交通局・都筑区役所共催イベントが開催されました。
１０、横浜大桟橋に移動式水素ステーションの配置決定（１１月）
固定式水素ステーションが間に合わないので、移動式ステーションを！という訴えを議会で展開し、神奈川県内で初めて、大桟橋のふもとがその場所として選ばれました。来年には、ＦＣＶに燃料補給している姿が見られます（３分で終わりますが）。
ということで、横浜市会議員として振り返るとこういう感じですが、都筑区選出議員として振り返ると、今年も多くの地元からのご相談に一緒に向き合わせていただきました。
僕には、横浜市会議員としての「役職」と、都筑区選出議員としての「側面」があります。都筑区には議会は無く、僕の机も区役所にはありません。このことを知らない区民の方が大勢いらっしゃいます。そして、区長を区民が選ばないことさえ知らない区民の方も大勢いらっしゃいます。早く、都筑区のことを法的に真正面から取り組めるように、制度改正を進めたいと思います。
来年は選挙もありますが、なんとか乗り切って、この問題に大きくメスを入れたいと考えています。2015年もどうぞよろしくお願いします。
