2013年8月

「県連ネット選対事務局長として初めてのネット選挙運動を戦いました!」

全国で初めて組織された「かながわ自民ネット選対」の事務総括として、日本で初めてのネット選挙運動に本気で取り組むことができました。

自民党の中で、本気でネット選挙をやった結果、課題や、反省点は本当に多くありましたが、それ以上に多くの可能性を見出すことができました。やはり「ネット」は政治を変えると実感しました。

実は、僕はこのネット選挙運動の「解禁運動」に、10年前の学生時代から、就職した早稲田大学マニフェスト研究所時代まで、一民間人として取り組んでいました。

4年前の夏の「政権交代」衆議院選挙では、発汗しながらビデオカメラや機材を持って、街頭や議員会館で政治家の動画を撮影してはネット上で公開する、「e国政」にチャレンジしました。ネット選挙運動が解禁されていない中で、公示前に全ての撮影とウェブサイトの開設を終わらせなくてはならないので、動画を足で稼ぐ、かなり地道な作業だったことを記憶しています。

◆政見動画HP、神奈川でも 早大マニフェスト研究所きょう開設

2009年7月9日東京新聞

早稲田大マニフェスト研究所(東京都新宿区、北川正恭所長)が九日正午、次期衆院選の立候補予定者が政策や経歴を語る動画を掲載したホームページ(HP)「e国政神奈川」を開設する。県内の立候補予定者六十九人全員の主張をひとつのページから比較することが可能になる。

動画は一人五分未満で、同研究所が収録したり、候補者自らが制作してネットを通じて投稿。公職選挙法が禁じる事前運動にあたる投票の呼び掛けは行わず、政策やマニフェスト中心に訴える。スタジオで文章を読み上げるだけの従来の政見放送と異なり、表現方法を工夫することが可能になった。街頭演説を録画したり、パソコンやフリップを使う候補者も多いという。

同研究所の草間剛事務局長(27)は「ネットを使った選挙は米国や韓国の大統領選を境に理解が進み、二〇〇七年の参院選の時よりも候補者の協力を得やすい。ネット献金の拡大にもつながるのではないか」と話している。七月下旬には全国の選挙区で同様のページを開設する予定。

「e国政神奈川」は、日本インターネット新聞社のHPから「ザ・選挙」のページに進む。(中沢穣)


僕らが、「e国政」に取り組んだ理由は1つ。選挙期間中、僕らが手にできる候補者情報はあまりにも少なく、また、選挙カーや街頭での名前の連呼だけで投票先が決まるようでは、この国が健全な民主主義国家ではないと思ったからです。

学生時代からこんなことを考えていますから、当時は「はあ???」と思われたかもしれませんが、本人はいたって真剣で、選挙カーの連呼で選挙の勝敗を決することがあってはならないと、自分の選挙においても、選挙カーを使いませんでした。

ネットなら、ネットにつながる環境さえあれば、いつでも、だれでも、どこでも、候補者の情報を得ることができ、候補者を政策や人格で比較して投票することができます。

この「候補者を比較すること」は当たり前で、基本的なことなのですが、実は大変重要で、「なんとなく・・」と投票しているうちは、この国の政治は絶対によくならないと、議員になった今でも確信しています。

「あいつはいつも朝に駅に立ってるから」街頭演説の数や、握手や後援会の数で比較され皆さんが投票すれば、政治家は街頭演説や握手を何よりも本気で頑張りますが、議会での実績や政策で比較されれば、政治家は実績や政策で頑張ります。そして、政治の現場に「善政競争」がおきます。

この比較合戦を、ばらまき合戦、ポピュリズム合戦、はったり合戦にならないようにするには、より多くの多角的な情報を有権者が得られることが重要で、ネットではそれが可能になります。

学生時代から10年経って、僕は今、議員という立場でネット選挙解禁を迎えることができました。

「e国政」を取り組んでいた時と変わらないのは、やはりネット選挙運動も足で稼ぐものでした。ただパソコンの前でピコピコやっているだけではダメで、ネットに流すコンテンツをとるためには、やはり歩かなければなりません。

駅前で、街頭で、商店街の中で、施設の中で、有権者と交流する候補者の姿をネット上で流すので、ネット選挙運動と言いつつも、現場は思いっきり地上です。まさかネット選挙担当で真っ黒に日焼けして痩せるとは思ってもいませんでした(笑)

また、ネット選挙運動解禁によって、僕ら政治サイドが選挙期間中も情報をドンドンだせるようになると、マスコミの選挙報道の在り方はガラッと変わっていくと思いました。というか、変わらざるを得ません。

例えば、僕は島村大参議院候補者の出陣式の模様と、「第一声」と言われる最初の街頭演説の模様を、ネット選対としてUstreamで生配信しました。

本来なら、テレビや新聞は、同じくその現場で取材し、長い演説からポイントをつかんで、テレビや新聞でニュースにするのですが、リアルタイムで全ての演説が流れれば、しかもそれが録画されてネットに自由に流れれば、別にその場で演説を取材しなくても、記者も家でネットで視て原稿起こせばいいのだし、変に断片的に報道すれば、演説を全部聞いている人からクレームが来るし、検証もされてしまいます。

恐らく、「○○候補者が、どこで〇○と主張した」という選挙報道の基本は、今後それほど意味を持たなくなってくると思います。だって、時間が決まっているニュースを観れなくても、翌日の新聞待たなくても、ネットで、好きな時に候補者の情報や演説を調べて聞いて、しかも他の候補とより深くネット上で比較できるんですから。

取材に来ていた某テレビ局の人が、「俺らの役割どうなんだ・・」と、ぼやいていたことが、とても印象に残っています。

時代は着実に変わっています。15世紀のグーテンベルクの活版印刷術は、本の大量生産を可能にし、多くの革新を生み、文化を変え、人々のライフスタイルを変えました。僕ら政治家こそ、情報技術の革新に素直に向き合わなければなりません。

そして、ネットと共に、僕らが新たな時代をつくっていきたいと思います。

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